
大阪のソウル・バー Marvin は良い所です。僕が唯一“素”のままで歌わせてもらえる貴重なお店なのです。僕がこんなに寛いで、お客さんとも普通に会話をして、そしてその時々の思いつきで好き勝手に歌い語るライヴ・スポットは他にはありません。
こないだのライヴなんか、僕は風邪を引いて声があまり出なかったので、「感謝の歌」を歌うことを止めて、この曲のオケをバックに「ORITO 我が父親を語る」というゴスペル・プリーチと講談を混ぜ合わせたような、新境地の芸風を生み出させてもらった。
昨年暮れに、僕のマネジメントやレーベルとの大阪での会合の後、ふらりと立ち寄った感じでマスターの林(通称:まびマス)さんのギターを借りて、“流しのお兄さん”風にソウルを弾き語りさせてもらった。これが自分でもやたら気持ちよくて、お客さんのウケも好かったので、気がついたらその後これがほぼ1月半毎の定例ライヴになっている。そして、お客さんから暖かい拍手と「投げ銭」を貰う。毎回これには心が温まるのです。Marvinは今や、僕の関西方面での草の根PR活動の砦のような場所になっている。
カレー・ライスも美味しい。僕の苦手な ソウル・おたく なお客さんが、このお店にはあまり見当たらないことと女性率の高さが、これまた嬉しい。
こういう諸々の、他のソウル・バーとは一線を画すMarvinというお店の個性と心地良さは、やはりマスターの林さんの気取らないお人柄と、高潔なポリシーと、ソウル・ミュージックに対するオープンで夢にあふれた姿勢が、生み出したものだと思えてならない。
ここでは詳しくを書けないけれど、林さんは今、大阪を舞台にした日本ソウル・ミュージックの新展開を構想していらっしゃる。これには、僕もなんかの形で参加するつもりだ。なぜ東京在住の僕が、これに参加するのかって?
理由は簡単。 面白そうだから。ワクワクするから。 それだけのことです。それだけのことなんだけど、ここ数年こういうワクワク感を日本のソウル・バー関係者の人から感じさせて貰えなかった。Marvinの林さんには、夢追い人であり続けてほしい。これからもずっと。
4月21日土曜日 午後9時半より ORITO LIVE @ Marvin 皆様のご参加お待ちしております。









