僕の新作の配信開始にタイミングを合わせて、最近二つのFMラジオ番組に出演してきた。
どちらも、楽しく収録できたし番組の内容も満足できるものになった。
一つは ミュージックバード/コミュニティFM全国43局ネットの「大西貴文のThe Nite」。
パーソネルの大西さんとは初対面だったが、彼は以前から僕のファンで、僕の経歴や過去の作品を熟知していた。また日本のR&Bについての見解が、僕と彼は完全に一致していたので、僕は初対面の彼にたいして旧友と久々に再会したときのような感覚になった。
大西さんとは、また会いたい。そして、会うことになるだろう。

もう一つは、NHK-FM の「ザ・ソウル・ミュージック」のORITOスペシャル企画。パーソネルのオダイ・ジュンコさんをはじめとするこの番組のスタッフの方々と全国のリスナーの人々に、僕はこれまでも何度励まされてきたことか。そして今回もそうだった。オダイさんが番組の収録中に何度も「ORITO君のこの新作が、こうして世に放たれるのを、全国の番組リスナーともどもずっと期待し続けていたのよ。そして、期待していた以上の出来栄え。待ち焦がれていた甲斐があったわ。」と語ってくれた。そして収録中に(これはオンエアされてないが)、普段は底抜けに明るくパワフルな彼女が「感謝の歌」を聴きながら、「この新作は2曲とも本当に素晴らしい。お子ちゃま向けに商業化されてしまったここ数年の日本のR&Bシーンの中では、ORITO君のような大人のソウル・シンガーはどうしても苦境に立たされてしまうから、制作発表の実現までは本当に大変だったでしょうね。でもそれに負けずに、よくぞここまでの名曲を生み出してくれたわね……。ORITO君とこの名曲が、今のこの日本の国に生まれてきてくれたことを、あたしたち日本のソウル・ファンのほうこそ感謝しなくちゃいけないわね……。」と、僕の目の前で静かに涙ぐんでくれた。
ちと、褒められすぎなのだが…。
思いもよらず初めて見た、オダイさんの涙には、僕もじ~んと来てしまった。オダイさん、ありがとう。これからもよろしくね。

さて、今後も僕の新作をラジオで少しでも多くオンエアしてもらえるようにということで。一昨日僕は、日本屈指のファンク・バンド Freefunk のリーダーの桜谷俊文君の協力を得て、急遽、感謝の歌(原曲の尺は7分半)と夏に配信開始予定の Our Beat(原曲の尺は5分半)のラジオ・オンエア用短縮ヴァージョン(業界用語ではRadio Editという)を編集してきた。FMやAMラジオでは、曲の尺が5分以上あると、それだけでなかなかオンエアしてもらえないからだ。既に、ラジオ業界の幾人かのキー・パーソンの方々から、僕の新作のRadio Editが出来たなら、ラジオでのオンエアを積極的にやるよ、と言ってもらっている。そんな暖かい人々が、ラジオ業界にはいまだにいてくれるのだ。
ラジオっていいね。21世紀初頭の現在、もはやラジオは最先端のメディアではないのだろうけれど、今でも僕はラジオが好きです。いいものはやっぱり、いつまでもいいものだからね。できることなら、僕の歌もそうありたい。
今後のORITOのラジオでの展開に、ご注目!! もとい! ラジオだから、ご注耳!!









