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ライヴハウス JIROKICHI

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来週8月14日(火)に東京は高円寺にある黒人音楽の老舗ライヴハウスJIROKICHIにて、僕は僕のバンド ORITO& The Wild Dandelionで、ほぼ1年ぶりにバンド・ソロ・ライヴを行う。これには大阪の男性R&Bシンガーの超新星 JAY’ED も1曲ゲスト参加する。僕の東京での新作配信記念ライヴだ。

JIROKICHIと僕は、思えば本当に長いご縁。このお店は開店から30数年間の歴史があるはずだ。それだけでも、凄い!!僕がまだプロのソウル・シンガーを目指しての修行時代に、このお店に初めて出演させてもらった時からでさえ、もう15,6年の歳月が過ぎた。このお店の名前は、僕が上京する前から聞き及んでいた。当時から「ブルースやソウルを演奏して、自らの名を全国に轟かせプロになりたいのなら、まずは東京高円寺のJIROKICHIでレギュラー出演できるようになることが、絶対的な登竜門だ。」みたいなことをあちこちで聞いていた。実際そのころ、僕は客としてこのお店での並み居る出演者の人々のライヴを体験してみて、いつも感激させられたし勉強させられたし憧れを抱かされた。

それで僕も、黒人音楽のプロ・シンガーを目指して上京したときの第一目標を、「JIROKICHIと米軍基地で歌えるようになること」と設定していたものだ。当時の僕の最大の夢だったレコード・デビューでさえ、JIROKICHI出演のそのまた後の目標だった。
僕世代のBLUES/SOULプレイヤーにとっての高円寺JIROKICHIの存在とは、今の日本の若いHip Hop/R&Bプレイヤーにとっての渋谷のclub HARLEMと同じ、あるいはプロ野球選手を目指す高校球児にとっての甲子園と同じ、プロへの登竜門、と言えばわかってもらえるでしょうか。

だから、努力の甲斐あって僕と僕の当時のソウル・バンドが、JIROKICHIのテープ審査に合格して遂にJIROKICHI出演が叶って、このお店の前売りチケットをJIROKICHIのエンジニアのワオさんから初めて受け取った時は、僕はレコード・デビューという大きな夢を叶えるための最初の難関を突破した感激で思わず涙を流してしまい、ワオさんたちを驚かせしまったものだった。当時は黒人音楽で身を立てることは、それくらい狭き門だった。
そしてその後の僕はおかげさまで、このお店で名を上げたミュージシャンの人たちの通例に漏れることなく、レコード・デビューの夢も叶えることが出来たし、僕の名が少なくともソウル・ファンの間では全国に知られることにもなりました。

そして、レコーディング・アーティストとしてのここ5年間の沈黙期間でさえも、一番たくさんライヴをやらせてもらったのも、やはりこのJIROKICHIでだった。このお店は僕の故郷。いろんな事情があって、帰郷できない時期も何度かあったが、やっぱり故郷。

だから、僕はこの度の新作の配信記念ライヴを、このお店で行うのです。
JIROKICHIの皆さんありがとうございます。これからも、よろしくお願いします。

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