名古屋出身で東京在住の僕は、どういうわけか以前から大阪出身・在住のブラック・ミュージック系のシンガー、ミュージシャン、ラッパー、トラック・メイカーと縁が深い。今ではマネジメントまで大阪に本拠を置いている会社だ。当然、さらに大阪の黒人系音楽人と更に縁が深くなる。
最近でも、僕のライヴを見に来てくれた人たちや録音制作やライヴで共演した大阪の人たちを挙げると、日本屈指のベーシスト清水興さん、元Human Soul のJAYEさん、女性ジャズ・シンガーのCHAKAさん、関西Hip Hopの草分けラッパーのRY-double君やDJ Hiyokoさんといったベテランの大御所の方々から、現行日本Hip Hop/R&Bを代表する天才トラック・メイカーBach Logic(BL)君やのラッパー4WD君といった現役バリバリ勢から、今後の日本のR&Bシーンを引っ張っていくであろうJAY’ED君、真之介君、EMI MARIAちゃん、JemstoneのMeyouちゃんといったルーキーたちまで、多士済々だ。
大阪は昔から現在に至るまで、黒人音楽系の素晴らしいアーティストたちが続々輩出してくる街。僕のようなよそ者からみたら、羨ましくそして恐ろしいくらいのブラック・ミュージック・タウンだ。このことはこれから先も変わらないだろう。
ただ、その割には不思議と大阪出身・在住のブラック系アーティストの方々は、縦の世代間の繋がりが乏しい・・・ように思える。ソウルやジャズとHip Hop/R&Bでは、ライヴハウスでのバンド演奏とクラブでのDJによるトラック・プレイ、という活躍の場の違いがそうさせるのかもしれない。
先日BLやJAY’EDと録音制作完成のささやかな打ち上げをしたとき、こんな会話をした。JAY’ED「こないだORITOさんのライヴ会場で紹介してもらったJAYEさんって、凄い歌を歌いそうですね。雰囲気でわかります。」
ORITO「JAYEさんは凄いぞ。マジで。それにJAYEさんはJAY’EDの歌のこと、大阪にこんな若い良いシンガーがいたのかって驚いていたぞ。俺には、君らが同じ大阪にいながら、お互いのことを知らなかったことのほうが不思議だぜ。」
BL 「同じ街にいても、縦の繋がりが途切れちゃってるんですわ。それが繋がって一つに集まったら、大阪は、また凄いことになるはずやで。」
ORITO「よっしゃ。そのお手伝い、俺がやらしてもらうわ。」
この、僕とBLとでプロデュースしたJAY’EDの曲は、大阪のプロ・スポーツ・チームの会場で今週末、チームの応援ソングとしてお披露目される。それを、清水興さんが見に来る。
僕はこの機会に、ベテランのサウンド・クリエイターの清水さんに、新進気鋭のサウンド・クリエイターのBLという存在を、知ってもらいたいと思う。世代の違いはあっても、本物には本物がわかってもらえるはずだから。大阪って凄いね。









